パラサイトシングル女性４０代の問題と解決法とは？

●パラサイトシングルとニートとの違いは？

パラサイトシングルという言葉、
一昔前に流行りましたね。

就職して働きながらも親元で暮らし、
生活の基盤を親に依存した生き方をされている
未婚者の方々をこのように呼びます。

パラサイト＝寄生という意味ですが、
食事や洗濯など、生活の面倒を全般的に
見てもらっている状態です。

ニートと呼ばれる人たちは、
学校にも仕事にも行かず、家にいるけれど
家事もしない１５歳から３４歳の方を指します。

そのため、３５歳からは「無職」という
表現になりますね。

●パラサイトシングルの特徴

パラサイトシングルの方は、経済的には
自立しているのですが、
心理的には自立していない
ところがあります。

もちろん、様々な事情はあるでしょうが、
深層では、面倒を見てもらいたい
というニーズがあったり、

癒着が起きていたり、

寂しさや孤独感を埋め合わせることが
できていたりします。

自立されている方ほど、このような欲求を
抑えてしまっている方が多く、

抑圧していることは、
あなたが先に進もうとする際に、
足を引っ張ってしまうことにもつながります。

特徴的なのは「結婚」です。

結婚をしなければならない、ということは
全くありませんが、

パラサイトシングルの方は、
そもそも家を出る、ということでさえも
躊躇する方が多いので、

結婚を夢見ていても、
なかなか行動に移せなかったり、
結婚そのものをあきらめている方も
多いです。

特に、女性は４０代に入ると、
出産が３０代よりも可能性が低くなるという
現実に直面するので、

それに伴って結婚への意欲が下降気味に
なってしまうということがあります。

●パラサイトシングルを卒業するには？

少なくとも、大学を卒業した時点で
親元を離れたほうが心理的にも健全なのですが、

どうしてもそのタイミングを逃しているので、
まずは家を出る、ということにコミットが必要です。

そのときに、孤独感や寂しさを感じるでしょうが、
この感情を感じたくなかったので、
なんだかんだと家にいる、という選択をしています。

また、母子癒着が起きていることが多いので、
その場合は、心理的に健全な距離を
つくっていくことも必要です。

そうしないと、大げんかになったり、
親が病気になったりと何らかのトラブルが発生して、
家を出るということに足止めが起きてしまう
可能性が高くなります。

●特に母子癒着がやっかい

癒着というのは、絆がない状態です。
そのため、くっついておかないと、
つながりが確認できないのです。

心理的にはべったりした状態なので、
この関係に距離を作るというのは、

感覚的には引きはがすという感じなので、
双方に痛みが生じます。

そのため、けんか別れになったり、
むりやり離れたり、
結局、実家に引き戻されるような出来事が
起きたりします。

こういったことが起きると、場合によっては
萎えるので、パラサイトシングルのままでいる
ことも多いのです。

もし、あなたに身に覚えがある場合は、
早めに手を打っておいたほうがいいでしょう。

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