こんにちは、ソウルメイトのMIHOです。

今日は「心の状態から見る更年期の疲れ」についてお話しします。

はじめに

40代後半から50代にかけて訪れる更年期。多くの女性が心と体の変化に戸惑います。

「以前と同じように頑張っているのに、疲れが取れない」

「ちょっとしたことでイライラしてしまう」

「家事や仕事に追われ、自分の時間がない」

このような声はとても多く聞かれます。実はこれらの悩みはホルモンの変化だけでなく、

心の要因も深く関わっています。

この記事では心の視点から、更年期の疲れやストレスを軽減し、自分時間を取り戻す方法をご紹介します。

更年期に疲れやすくなる3つの理由

1. 思考のクセによる「やらなければならない」思考

まず注目したいのが、「思考のクセ」による思考パターンがあります。

更年期の女性が陥りやすいのが「すべてを完璧にやらなければならない」という思考です。

「家族のためにもっと頑張らなきゃ」

「仕事を完璧にこなさないと迷惑をかけてしまう」

この思考が心のストレスを強め、疲労感を増大させてしまうのです。

2. 自律神経と心理ストレスの相互作用

次に考えたいのが、更年期は女性ホルモンの減少により自律神経が乱れやすくなります。

そこに心理的ストレス（職場の人間関係や家庭での役割負担）が加わると、

心身が過敏に反応してしまいます。

これが「疲れが取れない」という感覚を生む大きな原因です。

3. 自己肯定感の低下

さらに見逃せないのが、自己肯定感の低下です。

「前はできていたのに今はできない」

このように過去の自分と比較してしまうことで、自己肯定感が下がりやすくなります。

自己肯定感の低下はストレス耐性を下げ、疲れを強く感じさせる要因になります。

更年期の疲れとストレスを軽減するアプローチ5選

1.認知行動療法「考え方のリフレーム」

「やらなければならない」を「できる範囲で大丈夫」に置き換えることが大切です。

これを「リフレーミング」と呼びます。家事を完璧にこなさなくても、

家族は十分幸せだと気づくことが心を軽くします。

2. マインドフルネスで「今ここ」に戻る

過去の自分や未来への不安にとらわれすぎると疲れやすくなります。

ストレス軽減法として有効なのがマインドフルネス。

「今ここ」に意識を戻すことで、心が穏やかになり疲労感がやわらぎます。

3. 自分時間を「セルフケア」として確保する

意識的に自分をいたわる行動を「セルフケア」と呼びます。

朝10分の読書、夜の入浴時のアロマ…。

小さなセルフケアが「更年期 自分時間」を支え、自己肯定感を高めます。

4. ソーシャルサポートを活用する

人は孤独なときにストレスを強く感じます。

「ソーシャルサポート」（支え合い）が心を守る要因とされています。

信頼できる友人や家族に話すだけで、心理的な負担は軽くなります。

5. 行動活性化で「小さな一歩」を積み重ねる

「行動活性化」という手法では、気分が乗らなくても小さな行動を積み重ねることを

重視します。短い散歩や簡単な片付けなど、行動を起こすことで気分が上がり、

疲労感も和らぎます。

更年期に差し掛かるあなたへメッセージ

更年期は「心と体の変化に適応する新しいステージ」です。

だからこそ、これは「人生の認知枠組みを見直す大切な機会」でもあります。

「できないこと」に注目するのではなく、「できていること」に目を向けましょう。

「頑張らなきゃ」ではなく、「今の自分に優しく」でいいのです。

自分を大切にすることは決してわがままではありません。

むしろ、心を整えることが家族や職場に良い影響を広げていくのです。

まとめ

更年期に疲れを強く感じるのは、ホルモンの変化に加えて心理学的要因も大きく関わっています。

• 「やらなければならない」という認知の歪み
• 自律神経と心理ストレスの相互作用
• 自己肯定感の低下

これらを理解し、認知行動療法・マインドフルネス・セルフケア・ソーシャルサポート・

行動活性化といったアプローチを取り入れることで、心と体の疲れは大きく変わります。

どうか「完璧な私」を目指すのではなく、「ありのままの私」を大切にしてください。

それが、更年期を前向きに過ごすための最大のポイントなのです。

おだぎり よう

相談件数７万件超え！３０年以上に渡り完成させた独自メソッドを使い、遺伝子レベルで多くの方々の人生をさらなる幸せであふれさせてきた人生を一瞬で変える専門家。
ソウルコーチングアカデミー理事・Benefit Minds株式会社 代表取締役・ベストセラー作家

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