職場の部下とうまく付き合う方法

職場の部下とうまく付き合えないという上司や
責任者のお立場の方がいらっしゃいます。

そういった方こそ、部下の仕事の配分などを考慮し、
負担がないようになど気を配っていたりします。

最初はうまくいっても、時間が経つにつれ、
だんだんとうまくいかなくなるケースが出てきて、
こんなに配慮しているのに、どうしてうまくいかなく
なってしまうのか悩んでいらっしゃる方も少なくありません。

●パワハラに対する教育が進んでいる

近年、パワハラやセクハラなど、ハラスメントと
社員の休職や退職に関する社内教育が広がっているため、
上司や責任者など人の上に立つ人たちは、その情報によって、
指示するということに恐れをなしてしまうという
ことが出てきているようです。

指示を出すということは当たり前なのでしょうが、
必要以上に気を使ってしまうことが、
返って下手に出ているような状態になってしまって、
部下の方が勘違いをしてしまうということもあるようです。

●リーダーシップと力の思い違い

リーダーシップと聞くと、どのような印象を持たれるでしょうか？
頭ごなしの力、支配、周りをまとめて引っ張る力などで、
あまりいい印象をもたれていないかもしれません。

周りをまとめていくというのはリーダーですが、
支配するなど、周りを力でコントロールするようなことは
指してはいません。

心理学においての「リーダーシップ」とは、
部下それぞれときちんとかかわりを持つことを指します。

●リーダーになることの恐れ

リーダーやリーダーシップに対する間違った認識や
恐れがあると、リーダーの位置になかなか立とうとはしません。

そして、一番多いのは、いままで散々リーダーに対して
文句や愚痴、不満をおっしゃってきた方は、
リーダーの位置に立つと、同様に愚痴や不満、文句を
言われるだろうという恐れが出てきます。

そのため表立たないでしょうが、部下に気を使って、
きちんと指示を出すということができなくなってしまう
ケースもあります。

●まずはもともとのリーダーを受け入れ、愛すること

リーダーのことを、心理学では「権威者」と呼びます。
あなたのもともとの「権威者」はどなたでしょうか？

その原点はあなたの家族内にあります。
ほとんどの方は「父」ですが、権威的な「母」や「祖父母」の
ケースもあります。

いずれにしても、あなたの権威者に対して、
あなたが今現在ではなく、幼少期において
取ってきた態度や思い込みが深く影響を及ぼしています。

この方を拒絶するのではなく、許したり、
愛したり、受け入れる、尊敬するということを
心からできることによって、自分自身の中にある
権威を受け入れたり、愛したりできるようになります。

●恐れから部下に気を使わなくなる

ご自分がもともとの権威者を受け入れ、愛すると、
あなた自身が本来もっていた権威を愛せるようになります。

すると、必要以上に部下に気を使うのではなく、
どしっと構えて、必要な時にいつでもサポートできたり、
判断ができることの方が必要だと気づくかもしれません。

組織は誰かが取りまとめをする立場の人がいないと
うまく回ってはいかないので、ご自身のお立場の
意味をきちんと把握し、お互いが対等な関係を
築くことが必要なのです。

●頭ではわかっているが、うまくいかない時は

頭での判断や理解は意識の全体の
たった３～４％と言われています。

潜在意識や無意識は残り９６％ほどありますので、
どうしてもこちらの意識の力の方が影響を与えます。
この潜在意識、無意識にアプローチをかけ、
そのリーダーシップや権威についての間違った
思い込みを改善していくことが可能です。

その場合は、なかなかご自分では難しい領域ですので、
私達プロの手を借りることが、改善の早道となります。

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おだぎり よう

相談件数７万件超え！２８年以上に渡り完成させた独自メソッドを使い、遺伝子レベルで多くの方々の人生をさらなる幸せであふれさせてきた人生を一瞬で変える専門家。
ソウルコーチングアカデミー理事・Benefit Minds株式会社 代表取締役・ベストセラー作家

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