職場で人のせいにする人の心理と対処法

職場で仕事のミスをあなたのせいにされたことはありますか？
もしくは、全く関わっていないことをあなたのせいにされたなど。
とても不愉快ですし、悲しいものですよね。
こういった人のせいにする人はいったいどんな心理が
働いているのでしょうか？

●悪い、後ろめたいという気持ちを感じたくない

実は、自分がミスしたから悪い、後ろめたいということを
認識していることが多いのです。
つまり、罪悪感を感じているのですが、
人はこの罪悪感を感じることが大変苦手です。
すると、この罪の意識から逃れるために、
人のせいにしてしまうという行動を
取ってしまうことがあります。
いわゆる責任転嫁の状態です。
それで一瞬でも楽になりたいという
思いが強いのですが、
潜在意識には罪悪感がたまっていきます。

●プライドが高い・プライドを保つ

自分の非を認めるとなると、どんな感情がでますか？
罪悪感の他には、負けたような感じがするとか、
恥ずかしい気持ちが出てくるなどあるでしょう。
そんな感情は感じたくないし、
自分の対面を保つ、つまりプライドを守るために
人のせいにするということがあります。

●あなたのせいにされないための対処法

「濡れ衣を着せらせる」という言葉がありますが、
不意にミスがあなたのせいになってしまうということが
よくあるという方は、あなた自身が根底に抱えている
罪悪感を見つけて、改善していくことが
一番の対処法になります。
それはなぜかといいますと、罪悪感というのは
「私が悪い」という罪の意識からくる感情です。
これを抱えていると、結果的に罪悪感を感じるような
現実を潜在意識は作り続けるからです。

また、あなた自身が本来持つ強さをきちんと
取り戻しておくことも必要です。
人のせいにする人というのは、言いやすい人に
言います。
一般的に、人はこの人にいったらまずいという相手には
言わないものです。
この人に言っても大丈夫だと思う人に言うのです。

こういった人間関係の改善には、心理的なアプローチが
大変効果的ですので、ひとつの選択肢として
覚えておいていただければと思います。

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