【自己愛と自尊心の
違いとは？】
幸せの基準は自分で決める。

こんにちは
ソウルコーチ西野です。

今日のテーマは「自己愛」と「自尊心」の違い
について。

「自尊心」と「自己愛」って同じ意味じゃないの？
そう思われる方も多いと思います。

「自尊心」と「自己愛」は似ているようで大きく
違っていました。

今回は、その違いをご紹介させていただきます。

●自分の幸せを感じるために、条件があるか
ないか

自己愛のある人は、◯◯であれば幸せと「条件付き」
である傾向があります。

例えば、このような感じです。
「昇進したら幸せになれる」
「痩せたら幸せになれる」
「年収が1000万あったら幸せになれる」

一方、自尊心のある人は、「自分は幸せだ」と条件を
つけずに自分を肯定する傾向にあります。

自分にはイイところ、ダメなところ、得意なこと、
苦手なことがあることを認めることができる。

「自分そのもの」を肯定することができるんです。

こうしてみてみると、自尊心をもっている人は、
どのような状況でも幸せを感じやすい傾向にある
と考えられます。

◯◯であれば幸せだと、条件つきで幸せをとらえて
しまうと、◯◯な状態出ない場合、幸せを感じられ
なくなってしまうのです。

●自分の評価を、自分でするか他者にされ
るか

「自分への評価」の仕方に違いがあります。

自尊心のある人は、自分への評価を自分でする傾向
があります。

「○○さんに、まだまだだと言われたけど、
　自分なりにはうまくできた、よしとしよう」

「◯◯さんは褒めてくれたけど、自分なりには
　ダメだった、次はああしよう」

一方、自己愛のある人は、誰かからの評価によって
自分自身の評価をきめる傾向にあるようです。

「◯◯さんにダメだと言われてしまった、
　もっと頑張らなくては」

「◯◯さんに褒めてもらえた、よかったぁ」

●否定や批判をうけても、自信を持ち続け
られるか

自尊心のある人と自己愛のある人、そこには「自信」
の持ち方に違いがあります。

自尊心のある人は自分の評価を自分でしているので、
誰かからの否定や批判に、落ち込むことはあっても、
「自分を信じること」をし続けることができます。

一方、自己愛のある人は、周りから良い評価を得る
ことができないと、「自信」をなくす傾向に。

なぜなら、自分の評価が周りの評価次第であるため
です。

●自己愛を成熟させる

こうしてみると、自己愛のイメージがマイナスに感じ
られるかもしれません。

これは、自己愛が未成熟な状態にる場合です。
自己愛が未成熟な状態とは、ありのままの自分を受け
入れ愛することができていない状態。

その未成熟さの現れが「自己の誇大化」、「他者から
の評価に対する過敏さ」、「共感性の薄さ」です。

本来、自己愛とは自分を大切にできる能力のこと。
自己愛は誰にでもあり、年齢を重ねるごとに成熟して
いくといわれています。

この「自己愛の成熟」は、自分を肯定して愛すること
ができる状態といわれていて、さらに、成熟すると
自分以外の他者にも愛情を注げるようになるといわれ
ています。

●自尊心のある人と自己愛のある人の違いは

最後に、今回あげた「自己愛」「自尊心」の違いは
この３つでした。

・自分の幸せを感じるために、条件があるかないか
・自身の評価を、自分でするか他者にされるか
・否定や批判をうけても、自信をもち続けられるか

あなたの幸せの基準は、誰かや何か次第では
ありませんか？

外側に幸せを求めようとすると、足りないものばかり
に目がいくものです。

私たちは、欠けているものを埋めようとして、問題を
つくります。

まずは、自分にとっての幸せはなんなのかを知ること
が大切です。

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